雇用保険とは国が管理している保険で労働者を一人でも雇っている会社はこの雇用保険に加入しないといけません。
そして労働者は雇用保険の被保険者になります。
ハローワークというのは昔でいう職業安定所の事で労働者の雇用などの業務を行っている国の運営する機関のことです。
雇用保険と失業給付などの業務はこのハローワークが行っています。
もしも失業した場合の失業給付はこのハローワークで手続きをする事になるんですが、この時に雇用保険被保険者証をハローワークに提出しないといけません。
この被保険者証というのは普通は会社が保管・管理しています。
なので失業する時にはこれを会社からもらわないといけません。
この被保険者証というのは健康保険証や年金手帳といった物と同じようにたいへん重要なものです。
自分が雇用保険に加入していた事を証明する大事なものです。
被保険者証には番号が振られていて、たとえ会社が変わってもこの番号は変わらないので通算の加入期間がすぐ分かる様になっています。
転職を何回もした人は雇用保険の加入期間が分断されているという場合もあったりするので会社で確認しておくと良いと思います。
どうしても自分が会社を辞めなければいけなくなった時に失業保険がもらえないとなったら生活が非常に苦しくなるのではないでしょうか。
雇用保険は会社都合で辞めさせられた時にはすぐに給付がされますが自己都合で辞めた時は退職してから一定期間はお金が給付されません。
これは仕事をしたいと言う労働者のための保険なので自分から仕事を辞めるのなら給付は後回しになると言う事でしょう。