雇用保険の給付は会社を退職した時に給料のかわりとしてもらえるお金の事です。
この雇用保険は仕事をしている時は強制的に加入する保険なので、会社を退職したらほとんどの人がもらう権利があります。
でも会社を離職しても仕事をする意思があって次の仕事が見つかるまでの手当てなので給付期間などが決まってます。
一般的な人の給付額はどのくらいの金額になるかというと、それまでもらっていた給料金額と年齢・勤続年数などが給付金額に関係します。
勤続年数とは雇用保険に加入してた期間と考えられます。
離職した時には被保険者証と言うものをもらいますが、これが自分が雇用保険に加入していた証明になります。
それでは被保険者になった時の給付金額ですが一ヶ月の給料が20万円の人の例です。
年齢が30歳未満で働いていた年数が10年未満なら、だいだいですが40万円位になると思います。
給付日数は90日で目安として総額で元の給料の50～80％程度になります。
もちろん給料が高かった人が給付率は少なくなります。
これは給料の金額差に関係なく平等に給付をするという雇用保険の考え方によるもので、給料金額が低かった人が給付金の割合は高くなるという事です。
給付金額に影響する条件としては離職理由と言うのがあって、これは会社都合で離職したか自己都合で離職したかと言う事です。
つまり会社の倒産やリストラで離職したんなら給付金額は割り増しされます。
雇用保険が労働者の救済が目的の保険なので考えてみれば当たり前かもしれません。