会社を辞める時は「雇用保険被保険者証」という物をもらう事になるんですが、これは自分が雇用保険に入っているの証明するためのものです。
被保険者証はハローワークで自分が失業保険の申請を行う時に必要な書類の一つです。
失業保険ではこの手当の給付期間で再就職先を探すように促しています。
それでは実際の給付期間はどれ位あるのかというと、給付期間は退職した理由で変わってきます。
雇用保険は労働者の就職を進めるための物であるという考えにそっています。
会社を自己都合での退職の場合は最大で150日で、雇用保険の加入期間で90日から150日となっています。
それに対して会社を会社都合で退職した場合は90日から330日までです。
この場合は雇用保険の加入期間と年齢によって差があります。
退職理由が会社都合の場合は会社の倒産やリストラが考えられますが労働者が働く条件が満たされなくなった状況と思って良いでしょう。
会社都合での退職では不当な業種へ配置転換とか転勤なども入っています。
自分が会社を退職するときには会社都合か自己都合かを明確にしておくのが大事です。
それで自分への雇用保険の給付金額が大きく変化するからです。
もちろんどう考えても自己都合で辞めたのに会社都合で辞めましたとしてはダメです、違法行為となります。
また労働中の事故や病気で働くのが難しくなった場合は最大で360日までの給付が受けられます。
年齢で給付期間に違いがある理由は再就職できるまでの期間に年齢で差が出ることを考えたものだと思います。
若くて働き盛りなら再就職先はいくらでもあるだろうということです。