会社を辞めたら失業保険という保険の給付が受けられます。
これはなぜかというと自分の在職中に雇用保険と言うのを払っているからです。
この雇用保険は自分の給料から何もしなくても強制的に引き落とされているので、あまり払っているのを自覚していない人が多いかもしれません。
だけど、いったん自分が失業してしまうとそのありがたさがわかります。
この失業保険の給付金をもらうには被保険者証が必要です。
実際にはその被保険者証を提示するという事ではなくてハローワークで失業保険の手続きをするとその証明書類として雇用保険被保険者証をもらえます。
さて、失業保険の給付金額は一体どのようにして決められているのかしってますか？
在職していた期間や給料の金額なども給付金額に影響するんですが一番大きい理由は退職したときの理由であると言われています。
これは実際に給付を受けている人でも知らない事が多いようです。
どう言う事かと言うと自分の都合で会社を退職した場合と、会社都合で退職した場合で金額が大きく変わってきます。
つまりまだまだ今の会社で働きたいと思っているのに会社から辞めさせられたんであれば労働者の保護と言うことで雇用保険の給付額も大きくなります。
それとは違って仕事がつまらないからなどの自分勝手な都合などで会社を辞めた人にはそれ程の保護は必要が無いということです。
雇用保険の手続きをする時にこれを知っているかどうかで給付金額が変わります。
もちろん仕事をこれからも続けたいと考えているのであったら会社を辞めないでいるのが一番です、たとえどんな理由があってもたとえ給付金が増えても、元の会社からもらっていた給料を上回るようなことはありません。
最近では特に景気が不安定なので簡単に次の仕事がポンポン見つかるわけじゃありません。
たとえ見つけたとしても今までより給料が下がることは覚悟しておきましょう。
あまり失業保険を当てにしないようにしないといけません。