派遣労働者が今の日本ではかなりの数で増えてきています。
正社員とは違うためリストラの対象に考えられやすくて社会問題ともなっています。
派遣労働者は雇用主と実際に仕事をする現場が違うので雇用保険の扱いがちょっと異なっていて雇用保険被保険者証などは派遣元の会社が持っています。
これは雇用契約が派遣元との間で成立しているからです。
派遣労働者は今までは1年以上の雇用が見込まれる時に雇用保険の加入が義務付けられていたんですが今では１年が６か月に変更されています。
これはどう言う事かというと派遣労働者が置かれている現状がかなり厳しいという事です。
1年以内に派遣労働の契約を打ち切られると雇用保険に加入してない事になりすぐに生活苦になってしまいます。
以前に不況で派遣労働者がたくさん解雇されたのが社会問題になったからです。
会社としては派遣労働者をアルバイトよりはマシとしか考えてないということです。
このような派遣労働者に厳しい状況は今後は法律の整備で少しずつ改善されていくかもしれません。
それでも現実には生活が出来なかったり苦しい人達がたくさんいます。
雇用保険の支給が受けられなかったり支給期間を過ぎると収入が無くなってしまい後は生活保護を受けるしかありません。
しかし再就職先があったら何の問題も無いですが家族を養う必要がある人はアルバイトだけやっても生活できないのが現状です。