雇用保険と言うのは働く人を雇用している会社とそこの社員が強制的に加入しないといけない保険で、自分が失業した時に給付される失業保険の基本になるものです。
まず自分が失業すると「雇用保険被保険者証」というものがもらえます。
これで失業保険の給付を受ける事が出来ます。
この雇用保険は労働者の保護のための制度と考えて良いです、会社がリストラするなどで社員を解雇した時には雇用保険から自分にもらえる給付金額が大きくなるようになっています。
なので会社としてもできるだけ会社からの解雇をしないような方向に向かわせます。
もちろんいろんな理由で企業の業績が悪く解雇もしょうがないと言う時はあると思います。
でも会社が失業保険を給付してくれるわけでは無くて、会社が倒産するような事態になってしまい全く給料が払えなくなっても自分には失業保険をもらう事ができるという仕組みです。
会社が持続するのと自分の仕事があるということが一番ですが今のように社会全体が好景気と不景気の波がある状況ではかなり厳しいと言えます。
雇用保険の被保険者証はとても大事な物ですが、それだけに頼っていく生活は長く続けられるわけではありません。
何故かというと失業保険の給付期間には決められた期限があるからです。
なのでその決められた期限内に次の再就職先を見つけて下さいと言うことです。
不景気な世の中になって会社の倒産が多くなり失業者が増えてくると状況はさらに深刻になるので雇用保険をあまり当てにしていてはだめです。
まずは自分の技術を向上させて自己啓発をしておきましょう。
誰にでも出来るような仕事であれば、あなたでないといけない必要はない訳で、自分にだけしかできないような仕事を見つけることができればまさかの失業もないかもしれません。